会長挨拶

中野区剣道連盟では、平成26年(2014)連盟発足60周年を迎えましたので、平成27年(2015)7月ホームページを開設することにしました。

開設の始めにあたり、中野区剣道連盟の歩みの一端と、現在をご紹介いたします。

昭和27年全日本剣道連盟が発足し、これに従って全国各地でも、剣道の組織が開設されてきました。中野剣道連盟は、時を経ず昭和28年9月に中野区体育協会に加盟して正式に発足しました。

以来、青少年の指導では、心の形成、剣道技術の向上を、一般社会成人には剣道技術の向上と健康維持のための剣道を指導の中心としてきました。

剣道連盟発足時には、区内在住の剣道家、飯田昌隆氏をはじめとする11名の諸先生方が中心となり会員は30数名でスタート。名誉会長に上山輝一、初代会長に高木章氏が就任されました。現在60年の歴史を重ね会長は11代目となっています。

連盟発足当時最大の悩みは、稽古場の問題でありました。中野・野方両警察の道場を借用して稽古場とし、剣道の普及に努めてまいりました。昭和38年度より数年間、教育委員会が主催しての「剣道教室」も開かれています。その後、警察学校の道場を開放していただき、そこに稽古場を移し、毎週火・木・土曜の3日間を稽古日と定めました。その後は、個人の道場、剣道教室が次々に開かれ、指導の中心は、健全な青少年の育成に重点を置き、各道場・教室の指導者が熱心に指導を行なっています。現在各道場・教室ともに少年会員は増加の傾向にあります。平成27年(2015)現在、連盟への加盟団体(道場・剣道教室)が25団体になりました。本区では、小学生~大学生までの学生からの連盟会費の徴収は行っていません。

今後も発足当時の原点をしっかり見据えて、今後も、多くの青少年が剣道に関心を持ち、楽しく剣道できるよう、連盟一丸となって努力したまいる所存であります。

本連盟の特筆すべきことに、後援会組織のあることです。この後援会は、広く区内有志を中心とする方々で構成されています。その趣旨は、剣道連盟の会員が、立派な技術と、人格の形成に資するようにとの現われと感じ、心から感謝しなければなりません。

年間行事

  • 春期剣道大会(団体戦)、秋季剣道大会(個人戦)は、個人戦では、学年別、男女別、年齢別と多くのブロックに分け行っています。
  • 合同稽古会は、毎月1回(2時間)八段以上(7名)の指導者で指導稽古、審判講習、日本剣道形の指導、七段元立ち稽古を行っています。
  • 青年部稽古会
  • 女子部ー稽古会(月一回)合宿(年一回)

対外試合

全日本青年大会優勝、都民大会優勝

表  彰

生涯スポーツ優良団体  財団法人 東京都体育協会